こんにちは、weac.の大阪直営店、
weac.TEMPOのスタッフ堀田です。
ここ最近は湿度が低いせいか、少し涼しく
過ごしやすい日が続いていますね。
早くも気分は秋物へ。今年の秋の新作もとても楽しみです。
さて、皆さんがシャツを選ぶときの基準はなんですか?
かつて僕はとあるお客さんに、
「オーダーメイドで自分の体にぴったり合ったシャツが安く作れる、
それでいいんじゃないんですか?」
と、言われて戸惑ったことがあります。
果たして、それがシャツ選びの答えなのでしょうか?
○シャツ weac. PUGCHAN FRIENDS(パグちゃんフレンズ) シャンブレー ¥12,800- +tax
○キャップ weac. WEACAP ¥7,800- +tax
※その他ウィークテンポにて取り扱いの商品です。
確かに今のご時勢、安い値段で気軽にオーダーシャツが作れますね。
では、どうしてウィークはこんなにも必死で、
サイズが存在するシャツ作りに心血を注いでいるのでしょう?
海外でコレクションをしているような大手ブランドもそうです。
体より極端に大きかったり、小さかったり、長かったり変形していたり、
何が正解なの?
もちろん、正解はないのですが、
完璧に体にフィットする服の良さがあれば、
また体を通し他の服と合わせ、着こなすことで初めてビジュアルとして完成する、
未完成の美学もあると思うのです。
人は足りないものに魅力を感じます。
自らの存在意義を感じたりもします。
全てが完璧なものは美しい一方で、何もする必要がない、
自分の無力さも感じたりするものです。
服は着ることで初めて完成に近づく、
いや、完成まで届かない、余白があるからこそ、
コーディネートしたり、小物を合わせてみたり、
自ら創意工夫する楽しみが生まれるのだと僕は思います。
ウィークのシャツに魅力を感じてくださる方がいるとしたら、
そんな僕らの洋服に対する姿勢に、
どこか近いものがあるのかも知れませんね。
一緒に、服を楽しみましょう。
笑顔になりましょう。
それでは今日はこの辺で。